あえて川崎フロンターレに10連勝を許した罪深いチームはやはり・・・
J1第4節 横浜FC1-1ベガルタ仙台
第11節 ベガルタ仙台-サガン鳥栖(鳥栖の集団感染のため試合中止)
神戸戦ではオウンゴールと途中出場1分で勝ち越しゴールを決めた赤崎の2得点で7試合ぶりの勝利をあげた。苦手にしていたイニエスタを抑えたことは評価したいが、ホームで勝ち点が近い清水に0-0で勝点2を落としたのが響きそうだ。
そんな中、川崎フロンターレが破竹の10連勝でJ1のリーグ戦では新記録で早くも独走体制に入った点。
その内訳を見ると昨年優勝争いをしたFC東京に4-0、オルンガ率いる柏に3-1、札幌に6-1、C大阪に5-2と上位チームに大勝している。
さらに10勝のうち8勝が先行逃げ切りでの勝利なのでしょうがないが、注目は逆転勝ちした2試合という点。第6節のアウエー仙台戦と第7節のホーム湘南戦である。
第6節の試合は仙台がカウンターから長沢と道渕にゴールで2点先制した。前半は2-0でいけたが、後半ベンチスタートだった小林が入ってから流れが変わり始める。後半13分に1点差にすると直後に山根が同点ゴール。さらに小林が後半23分に勝ち越しゴールを決めて逆転勝ちした。
仙台は上位チームになると今回のように短時間で大量失点するという悪い癖がここ数年続いている。
中々状態のいいチームや実力のあるチームになると簡単に負けてしまうことがあっただけに、試合自体は頑張っているのにどこか勝ち切れない罪深さを感じた試合になった。
今回はあえて罪深い指摘をしてしまったが、仙台がAクラスに当たる6位以上、最低でも9位以内に入るためには上位チームに対しての戦い方を確立しない限り、いくら丹治強化部長が的確な補強がうまくいっても勝ち切れない試合が続くだけなので早くこの悪い癖を直して上位チームに勝っていきたい。