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イーグルス 2019年のドラフト会議を振り返る

2019年 イーグルス ドラフト会議 全指名選手

 

1位 小深田 左内野手 大阪ガス

2位 黒川 左内野手 智弁和歌山高校

3位 津留崎 右投手 慶應義塾大学

4位 武藤 左外野手 都城東高校

5位 福森 右投手 九州産業大学

6位 滝中 右投手 Honda鈴鹿

7位 水上 右捕手 明石商業高校

 

育成1位 江川 右捕手 大分高校

育成2位 小峯 右投手 鹿児島城西高校

育成3位 山崎真 左内野手 ハワイ大学

育成4位 澤野 左内野手 誉高校

 

プロ野球が開幕して3ヶ月になり終盤戦を迎え、今年は10月26日にドラフト会議がシーズン中に開催する異例の日程だが、ここで昨年のイーグルスのドラフト会議を振り返る。

 

まず、1回目の1巡目指名で大船渡高校の投手・佐々木朗希を指名。これにファイターズ、マリーンズ、ライオンズのパリーグ4球団指名したが、セリーグはどこも指名せず逆に奥川に3球団指名と両極端になった。抽選の結果、佐々木はマリーンズ、奥川はスワローズが引き当てた。

 

2回目の指名でイーグルス大阪ガスの小深田を指名した。小深田は大学時代はセカンドだったが、社会人時代はショートを守っていたことから二遊間の指名になった。ショートは茂木しかいなく次に2番手を山﨑幹か村林しかいないことや社会人では数少ない二遊間を即戦力投手より重要と見込んでの指名したと思われる。

 

2巡目指名の黒川は高校野球では名門の智弁和歌山のキャプテンであった。1年生からレギュラーで5季連続で甲子園に出場するほど大舞台の経験を積んできた。打撃スタイルは長打力よりも本人曰く「打率4割を目指す」と打率重視のようだ。ヒットの内容も得点圏打率がよく勝負強い上に広角に打てるのが特徴なので浅村がベテランになった時セカンドのレギュラー候補として指名したようだ。

 

3巡目指名の津留崎は慶応義塾大学でリリーフとして評価を上げたようだ。高校の時に右肘のトミージョン手術を受けてから筋力トレーニングを積むようになりキレのあるボールが投げれられた上にテイクバックの小さいフォームにした事で自信を掴んだようだ。ストレートだけでなくナックルカーブで空振りが取れるのも特徴の1つだ。

 

6巡目指名の滝中は社会人のHonda鈴鹿で先発を担い、昨年の日本選手権1回戦では小深田率いる大阪ガスと対戦して0-0の投手戦となった。味方が無得点に終わり延長11回のサヨナラ負けまで165球を投げ切るスタミナを評価されたようだ。投球フォームはお腹のあたりから投げ右腕が隠れて相手打者からわかりづらいタイプのようで、ツーシーム、スライダー、カーブ、フォークと投げ分けて打たせて取るタイプのようだ。

 

今年は大学生や社会人ら即戦力候補が主役になりそうで。高校生だと投手は高橋宏(中京大中京)、野手だと井上(花咲徳栄)、大学生は投手だと早川(早稲田大学)、野手だと佐藤輝(近畿大学)、社会人は投手だと栗林(トヨタ自動車)、野手だと今川(JFE東日本)あたりが注目になりそうだ。

 

新型コロナウィルス・COVID-19の影響で高校野球が選抜大会・選手権大会と中止になり合同練習会を実施するなど今年のドラフト会議に大きな影響が起きそうなので各球団の方針とスカウティングが今まで以上に大事になるだろう。

 

年に1回の大イベントが近づいて来た。