みちのくのブログ

スポーツなら東北楽天ゴールデンイーグルス、ベガルタ仙台、仙台89ers

システム変更が功を奏しホームでリーグ戦2勝目

J1第8節 鹿島アントラーズ1-0ベガルタ仙台

Jリーグ杯第4節 ベガルタ1-1サガン鳥栖

J1第9節 ベガルタ仙台2-1ガンバ大阪

 

アウエーで大分と鹿島に2連敗で迎えたリーグ杯のサガン鳥栖戦でシステムを3-5-2から4-4-2に変更してきた。

 

前半は3バックで臨んだが前線にパスが回らず、大岩のパスカットされてショートカウンターから失点し前半を折り返したところで4バックに変えたようだ。

 

サイド攻撃を活発化させたい仙台はガンバ大阪戦で右サイドに蜂須賀と吉尾、左サイドに石原と永戸を並べた。3バックだとウィングバックの上下動が激しい上に前線に上がった際に裏を取られてカウンターを受けるケースが多かった。

 

それを1人から2人にしたことで高い位置からプレスをかけられた上に中盤の2ボランチと2トップとのバランスも改善されたようだ。

 

なので守備時は4バック中心で得点が欲しい時は3バックにして攻撃的に行くなど、2つのシステムを併用させて相手を撹乱させた方が良さそうだ。

 

コーナーキックガンバ大阪に先制された前半44分に永戸が本来の左サイドバックからミドルシュートが相手に当たり同点ゴールに。昨年は仙台のみがペナルティエリア外からのゴールが無かったようなのでミドルシュートを打ってその空いたスペースの隙を突くようになれば得点が上がりそうだ。

 

後半の44分に関口がペナルティエリア内にいた石原にパスしグラウンダーのパスに長沢がワンタッチで押し込み勝ち越しゴールを決めた。これが本来の長沢の得意な形でのゴールであり、Jリーグ杯で頭ではなく肩でのゴールだったのを見ると下手であり苦手のようなのでやはりワンタッチゴーラーであることが確定したようなものになった。

 

センターバックでは調子がいい常田とキムジョンヤが大岩と平岡を押し置いたり、ボランチでは富田と松下が椎橋やシマオマテ、2トップではハモンロペスとジャーメイン良が長沢や石原に変わって活躍し出しているので、仙台からするとどんなメンバーでもやれるだけの形になりつつあるので調子のいい選手たちを中心に起用していくべきだろう。