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仙台のジョー 長沢が全得点の活躍でリーグ戦ホーム4連勝

J1第14節 ベガルタ仙台3-1名古屋グランパス

 

アウエーで磐田と清水に直接対決で2連敗し、今節も負けて3連敗なら流石に怪しい感じになりそうだったが、前節の清水戦からスタメンを5人変えてきた。

 

センターバックの大岩と常田に変わりシマオマテと平岡、ボランチトゥーロン国際大会に日本代表で出場する椎橋に変わり富田、前線は吉尾がトップ下、サイドに関口と道渕、ワントップに長沢と4-2-3-1に少し変更した形になった。

 

前半5分に右サイドの道渕のパスに長沢がポストプレーで吉尾に渡り右足で先制点を決めた。名古屋は前半27分にマテウスが左足でシュートをかけて右隅に決めて同点にされる。

 

同点にされた仙台だったが、この日は守備意識が高く相手に対して寄せて守備が出来ていた。2連敗していた時もそうだったように、だいたい負けている試合は失点することに警戒しすぎてラインが下がったりサイドバックが上がりすぎると裏のスペースを取られてカウンターを受けるというのが多かった。

 

後半29分にペナルティエリア外から松下がシュートし、こぼれたところに長沢が押し込み勝ち越しゴールを奪う。その前に同点ゴールを決めたマテウスミドルシュートをシュミッドダニエルがセーブして凌いだ後だった。

 

後半37分にこの日、ワントップだった長沢が前線からの守備が良かったが、名古屋GKランゲラックがバックパスしようとした隙を狙いパスミスを上手く誘ったのがうまくいき貴重な3点目の追加点を奪い勝負を決めた。

 

名古屋は得点源のFWジョーが右足首を痛めて欠場したのは仙台にとっては幸運だったがスタメンを5人入れ替えても総力戦で戦えると言う意味では大きい勝利になった。

 

今後の日程を見ると日本代表の試合を挟んだ後にアウエーで松本山雅と直接対決。そのあとはホームで2連戦だが相手は首位のFC東京と札幌と上位チームとの対戦があり、その間の水曜日にJリーグカップの決勝トーナメント1回戦(プレーオフラウンド)で再び名古屋との対戦が控えているだけに誰が出ても戦えると言う強みを生かして勝ちきれるかどうかだろう。