みちのくのブログ

スポーツなら東北楽天ゴールデンイーグルス、ベガルタ仙台、仙台89ers

サッカーA代表 6月Aマッチデー 久保建英が宮城スタジアムでA代表デビュー

6月5日 日本0-0トリニダード・トバゴ(豊田)

6月9日 日本2-0エルサルバドル(宮城)

 

最初のトリニダード・トバゴ戦は初めてA代表に招集された久保建英やベテラン枠のGK川島、FW岡崎と一緒にスタンド観戦だったが特に岡崎のとなりにいたので教育係として南米選手権まで面倒を見るようだ。

 

テクニック型の香川や1発型の本田とは違い、オフザボールに長ける岡崎ならゴールを決めるだけでなくポジションニングに関してのアドバイスが多くなるので攻撃の司令塔を目指す上ではうってつけだろう。

 

試合はトリニダード・トバゴが守りきったよりもシュートを20本打ちながら決めきれなかった日本側の取りこぼしだったから守備ブロックを引かれる相手への攻め方はまだ解決されるのには時間がかかりそうだ。

 

迎えた6年ぶりの宮城スタジアム開催。香川やお調子者の槙野が離脱したためベンチ入りになった。試合はリーグ戦首位を走るFC東京のチームメイトであるFW永井の代表初ゴールをあげるなど2得点でアピールに成功した。

 

後半20分過ぎ、会場がざわつきついにその時が来た。リオ世代の中島とともにピッチに入った久保建英。まさか、宮城スタジアムでデビューするなんてチケットを買ったサポーターからしたらラッキー中のラッキーで0-0だった上にベンチ外だった豊田スタジアムに来ていたサポーターには気の毒だったかもしれないが。

 

途中出場した久保建英はパスのタイミング、独特なドリブルからのシュートを放つなどジュニアユース時代から積み上げたバルサ仕込みを披露することが出来ただろう。今までの代表選手と比べてもピカイチだが、他の選手が下手に見えてしまうからいかに日本とスペインの育成に差を感じるのも仕方がないところか。

 

試合は2-0で勝ち、エルサルバドルはシュート1本しか打てず宮城での凱旋試合になったベガルタ仙台所属のGKシュミッドダニエルの出番は少なかったが足元の技術を評価されているのでヨーロッパ移籍やケガに問題なければ9月から始まるカタールワールドカップアジア地区2次予選で正GKとして出るだろう。

 

その久保建英南米選手権の前にスペインの名門レアル・マドリードへの移籍が決まったようだ。バルセロナの永遠のライバルチームに移籍するようだが、最初はBチームのカスティージョでプレーするようだからまずはここで結果を出してAチーム昇格を果たせるかが当面の目標になるだろう。