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ベガルタ仙台 ジキルとハイドなのちJ1残留決定

ルヴァン杯準決勝1rg 仙台3-2川崎F

ルヴァン杯準決勝2rg 川崎F3-1仙台

J1第29節 川崎F3-2仙台

J1第30節 仙台0-0清水

J1第31節 G大阪1-1仙台

 

ルヴァン杯準決勝まできた仙台は川崎をホームで迎える。前半、川崎の中村憲が「何もできずに最悪だった」と言った通り仙台は石原とクリスランの2ゴールをあげるなど前半を3-0で折り返す。

 

後半1点を返された後、石原がイエロー2枚目で退場になった場面。岡部主審が石原の飛び膝蹴りと見たかイエローを出した。だが、そこまで石原は行為に飛び膝蹴りをしたとは思えず、またしても日本の厳しすぎる判定にあってしまったと言うことだろう。もし、欧州で激しいプレミアリーグだったらあれくらいのプレーは流すのが当たり前で、だから日本人選手が激しい当たりに行きにくいプレーがいざ海外や代表戦になると跳ね返されてしまうからだろう。

 

椎橋とクリスランの負傷交代もあり、川崎に2点を返されるもなんとか初戦をものにした。

 

第2戦、三好に2ゴールを許しトータルスコアで川崎に逆転される。しかし川崎は奈良が2枚目のイエローで退場になり仙台が1人多い状態になった。だが、その優位な状況を活かし切れず長谷川にだめ押しのゴールをされてしまう。残り30分を残しながら2点目を取れなかったか?試合後渡辺監督は「私のミスです。」と語ったが、おそらく選手交代ではなく攻め方が単調だったようだ。

 

クリスランにクロスボールを送ったが1・2本ぐらいしか通らず、試合終了間際までこの攻撃しかしてなかったということ。ロングボールを使った攻撃はボールをすぐゴール前まで運べるが、多様しすぎると相手に対応されてしまうデメリットもある。川崎の3点目はそれに対応されてのちにカウンター攻撃からだっただけにシュートまで持っていけるバリエーションが今後必要だということだ。

 

1週間後のリーグ戦での2点を先制しながら残り5分で逆転されたのは、チームをまとめるリーダー不在が原因でリャンや富田が勤めてたが高齢化が進みケガが増え始めたことから若手の誰かがやらなちゃければならない。

 

選手会長は蜂須賀、ゲームキャプテンはセンターバックの大岩が務めているがチームをまとめるチームリーダーがいなかったのは確かだ。そこで名乗りを上げたのが奥埜だった。この試合後「リャンさんや富田さんが不在でリーダーが不在だった。今度は自分がやって引っ張る」と自ら名乗り上げたのは心強い。

 

その効果が少し現れたか、清水とG大阪に引き分けるも失点も1と理想とするロースコアゲームができたことからしばらくは奥埜が新チームリーダーになりそうだ。

 

チームの3試合を残し10月で残留を決めた。9位鳥栖まで勝ち点差は7なので基本は3戦全勝しないと追い越せない数字であるが、大宮、横浜FM甲府と一つ頑張れば全勝もできなくはないだけに最後の追い込みだになる。