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特別記事 考察 もしも、プロスポーツの再開の見通しが無ければ まさかの補助要員での新型コロナ災害支援のウルトラC案も?

プロ野球の本来の開幕から1ヶ月、Jリーグの本来の開幕から2ヶ月が過ぎたが、4月7日に7都道府県に緊急事態宣言を発令し、4月16日には緊急事態宣言を全国に広げ更なる緊張感を与えると共に「最低7割、極力8割」を掲げるなど更なる対策が進んでいる。

 

新型コロナウィルスがどこで発症し、ワクチンや新たな薬の実用化が1年以上かかるとの報道もあるほどだから、全く持って見通しが無い状況だ。

 

日本で1万人以上の感染者を出すなど連日の感染状況次第では最悪の場合、シーズンの打ち切りがなされ、球団やクラブに収入が入らず、赤字となり倒産や破産が多発する恐れがあるだろう。

 

こんな状況でこんな提案をするのは無茶だが、今必要なのはむしろ医療関係者、食料などのスーパー、更に感染の疑いやや休業手当や融資などの相談を受ける保健所などのコールセンターの人々が連日の対応で疲弊し始めている。

 

想像はしたくないが、もしも今季打ち切りが決まるなら、別会場でもいいのでプロスポーツ選手たちが思い切って「新型コロナウィルス災害補助要員」として支援してもいいくらいのレベルにしてもいいくらいだ。

 

マスクやフェイスシールドなどの物づくりはベガルタ仙台の親会社でもあるアイリスオーヤマが中国だけでなく、宮城県角田市の工場で6月から原材料も含めてマスクを生産することやトヨダ自動車がフェイスシールドなど他業種の人たちに任せられるメドが立ち始めているので彼らに任せるとする。

 

無茶なことを言うとプロ野球で例えば社会人出身が営業経験があるため感染防止の対策をした上で別会場で委託のコールセンターの電話業務、体力ある高卒や大学出身らが食料など荷物の運搬などの輸送関係や一部の企業で認められている農業や漁業などの第1次産業など一時的な臨時での副業として「人手不足の分野」での支援をすることで疲弊している従業員の負担を減らせば社会的貢献を果たせるのではないかと考えられる。

 

阪神の藤浪らが3月に感染するなど新型コロナウィルスに感染するリスクはあるが、この際、社会的勉強も含めてセカンドキャリア事業として運営すれば現役選手たちにも今後の経験がメリットなる。普通ならいきなり無経験の人たちが来るので中々やらせて貰えないことも予想されるが、今はどこの業界も人手不足なので要請があれば受け入れてくれる可能性もあるだろう。

 

プロスポーツ選手たちは「個人事業主」と言う今話題のフリーランスにあたる分野なだけに試合の開催ができなければどっちみち倒産や破産をするだけだと考える。球団やクラブが減俸などの措置を取られることが予想されるため、せめて選手たちの生活費など副業として認めることも今後、野球やサッカーだけでなく他のスポーツ業界によっては視野に入る可能性もあるだろう。

 

今回は4月中に作った考察として述べてみたが、ここに来て全国で感染者の減少が目立ち、5月14日に宮城県を始め39県、5月21日に大阪府京都府兵庫県で緊急事態宣言が解除され、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、北海道と5月25日に5月31日を待たずに緊急事態宣言が解除される見通しになったと政府が発表した。。

 

東京都が示したロードマップだとステップ1で「プロ野球無観客試合開催が可能に」と初めて記載されただけに、NPBが目標にしている最短で6月19日での開幕を5月25日にも発表予定やJリーグの7月開幕に現実を帯びるだけに今後の対応に注目が集まるだろう。

 

 

 

特集記事 中国・武漢市発の新型コロナウィルスが全世界で蔓延 ついに東京五輪が1年延期される事態に

1月中旬に中国の河北省武漢市から発生した新型コロナウィルスが日本や韓国どころか、イタリアやフランスなどのヨーロッパやインフルエンザがすでに蔓延しているアメリカ、さらにブラジルやエジプトなど南米やアフリカまで広がっているなど発覚して1ヶ月で感染が拡大している。

 

すでに日本も武漢市に滞在している日本人やクルーズ船「ダイヤモンドプリンセンス」の対応、2月25日に政府から基本方針や2月28日に小中高と一斉休校、さらに当時で最も感染者が多い北海道が緊急事態宣言を発令するなど影響を受けている。

 

スポーツ界も同様で3月5日にプロ野球Jリーグが「新型コロナウィルス対策会議」を設立するなど異例のタッグを組み、話し合いの場を設けるなどの対応が始まったところでもある。すでにリーグ戦やオープン戦などの無観客試合がすでに決定しているが、バトミントンや卓球など海外でオリンピックの代表争いをしている競技も中止や延期になっている。

 

そんな中、3月24日に安倍内閣総理大臣がIOCのバッハ会長に1年程度の延期を提案し、IOC側も3月17日に極秘で臨時の理事会を開いていたようでカナダやオーストラリアが1年延期しない限り派遣しないなどの明言もありその日に正式に承認された。

 

東京五輪の開催の条件としてワクチンの開発が望まれるが、開発され実際に実行されるのに1年以上されているだけにバッハ会長が今年の10月までに開催の見込みがなければ「2021年からの再延期はなく中止だ」とここに来て明言してるだけに選手たちのモチベーション低下が心配されるだろう。世界中の収束と回復を今は待つしかない情勢だ。

 

 

 

 

前線のけが人により若手にチャンス到来なベガルタ仙台

追加補強センターFW 山田→セレッソ大阪

 

Jリーグ杯グループステージ第1節

 

浦和レッズvsベガルタ仙台

 

J1リーグ第1節

 

ベガルタ仙台vs名古屋グランパス

 

東京五輪イヤーを迎える今シーズン。いよいよリーグ戦開幕を1週間を切ってその布陣が見えてきたか?

 

ベガルタ仙台は1次キャンプからケガにより別調整が多かったようだ。そんな中前線の長沢、ゲデス、クエンカが2ヶ月以上の長期離脱によりセレッソ大阪から山田を獲得した。

 

山田は184cmと大型でありながらスピードを持ち味に昨年のJ3で7得点し、さらにJ2の琉球にレンタル移籍した時も2得点したから佐々木同様に実績を積んでの移籍劇だから問題はなさそうだ。

 

育成チームがない仙台にとってはセレッソとガンバ、そしてFC東京U23J3に参戦しているので資金力のない仙台は低年俸で獲得するルートが今後もできるかもしれない。

 

前線のけが人により、4-2-3-1だけでなく4-4-2も試しているようなので、関口や道淵に加えて、ジャーメイン良や田中歩、赤崎と佐々木でFWとして起用されそうだ。

 

ボランチは松下と椎橋が濃厚で別調整の富田がベンチで吉野はセンターバックの可能性を残してのベンチ入りになりそうだがスタメンとの併用も十分考えられる。

 

4バックはキャプテンに指名されたシマオマテと平岡、右サイドバックの蜂須賀は濃厚で、ここにきて左サイドバックはまだフィットしていないパラではなく常田になるようだ。

 

Jリーグ杯の開幕戦はお調子者の浦和。フロント体制が変わり、慣れ親しんだ3バックから4バックに変更しようなのでまだ未勝利の埼玉スタジアムでの試合だが、正直あの時の浦和と比べると大したことは無いので先制パンチが出来れば初勝利も十分ある。

 

リーグ戦の開幕戦は残留争いをした名古屋グランパス。こちらもFWのジョーとボランチ長谷川アーリアジャスールが長期離脱である上に昨年はカップ戦も含めて4試合で3勝を挙げているのでこちらも十分可能性がある。

 

キャンプで中堅・ベテランがケガや別調整が多いのと見ると今年は生え抜き中心の若手選手たちがレギュラーに定着して世代交代が出来るかにかかるだろう。

ベガルタ仙台が今年も補強と放出を着々と進める 丹治強化部長のネゴシエーター能力の高さ

退団

 

サイドバック 永戸→鹿島に移籍

センターフォワード 石原直→湘南に移籍

センターバック 大岩→湘南に移籍

センターフォワード 阿部→琉球に移籍

サイドハーフ 吉尾→横浜FM→町田に移籍

ボランチ・トップ下 リャン→鳥栖に移籍

 

ベガルタ仙台的 ドラフト会議 指名順

 

1位 赤崎 右サイド(FW)→名古屋グランパス

2位 クエンカ 左サイド(FW)→サガン鳥栖 

3位 吉野 ボランチ(CB)→サンフレッチェ広島

4位 佐々木 トップ下MF→レノファ山口

5位 ゲデス センターFW→ポルトガルヴィトーリア

6位 パラ 左サイドバック→ブラジル・ボタフォゴ

7位 浜崎 右サイドバック→水戸ホーリーホッグ

8位 イユノ ゴールキーパー福島ユナイテッド

9位 田畑 ゴールキーパーベガルタ仙台ユース

 

ベガルタ仙台2020年 予想基本布陣 4-2-3-1

 

ゴールキーパ−GK スウォビク(関)(川浪)(イユノ)(田畑)

サイドバックDF パラ (常田)

センターバックDF シマオマテ (金正也)

センターバックDF 平岡 (照山)

サイドバックDF 蜂須賀 (飯尾) (浜崎)

アンカーMF 富田 (吉野)

ボランチMF 椎橋 (中原)

トップ下MF 松下 (兵藤) (佐々木)

左MF 関口 (クエンカ) (石原崇)

右MF 道淵 (赤崎) (田中歩)

センターFW 長沢 (ゲデス) (ジャーメイン良)

 

昨年は開幕直後から出遅れ一時は最下位まで転落したものの、システム変更と丹治強化部長が補強した選手たちの活躍により10年連続で残留を果たした。

 

その反面、前任の首脳陣らが理想を追っかけ過ぎた挙句、フロント批判とも言えるホーム最終戦で最後の挨拶をしたのを見ると理想主義を捨てて現実主義路線に本当の意味で切り替える決断を丹治強化部長がしたのと見られる。

 

2014年以降、アーノルド元HCから受け継いだ渡辺HCであったが1度も1桁順位に行けず事実上の解任で退任。新しく就任するのはJ2山形で3年間指揮した木山新HC。

 

記憶に新しいのは2018年の天皇杯準決勝で仙台と対戦し2-3で敗れるもDFの背後やカウンター攻撃がはまり相手の弱点をしっかりと付いていたのが印象的だった。昨年はJ2で就任以降最高成績の6位。前半戦は首位で折り返し、昇格プレーオフの準決勝まで行った。

 

この時から、すでに丹治強化部長は次の体制を考えていたから既定路線だったと考えていいだろう。前任とは違い、就任会見時に「タイトルももちろん狙うがまずは1桁順位を目指す」としっかりと足元を見れることが出来るヘッドコーチの招聘に成功した形になった。

 

4バック以降、持ち味を発揮し10アシストでトップだった永戸がACLに出場する鹿島に移籍した以外の主力の流出がなく、どちらかと言うとリャン、石原、大岩と言った元主力組が控えになった上に高年俸だったのもあり事実上の戦力外通告での退団だった。

 

今年の新加入選手も即戦力になりそうな人たちが来たようだ。Jリーグで実力と実績がありそうなのがFWで名古屋で5得点した赤崎、神戸のイニエスタの誘いを断った鳥栖のクエンカ、ボランチセンターバックが出来る広島の吉野、トップ下でリャンの後継者候補で育成レンタル先の山口から復帰した佐々木辺りになりそうだ。

 

Jリーグ初挑戦の長身FWのゲデス、永戸の抜けた穴に左サイドバックのパラが加入。チャンスがありそうなのがパラで昨年のシマオマテみたいな活躍が出来ればサイドの守備が強化されそうだ。

 

今年の若手枠は水戸の浜崎、福島から復帰のイユノと仙台ユースの田畑の昇格。不足になりがちなゴールキーパーは5人体制と盤石になった。

 

既存の選手たちでカギを握りそうなのがボランチだ。個人的にはベテランの富田をアンカー、前任に干されてしまった椎橋を中央にし、パスセンスがある松下をトップ下で起用すれば3トップのFWたちの得点力が上がりそうなので3ボランチにした方が良さそうだ。

 

サイドバックは石原崇がサイドハーフに転向のようなのでセンターバックからコンバートが見込まれる常田がパラと競争し、右サイドバックは蜂須賀がレギュラーではあるが飯尾と浜崎が割って入れるかどうか。

 

ボランチの控えは守備力のある吉野が富田とのレギュラー争いに割って入り、昨年札幌から加入した中原と兵藤も狙いつつ、トップ下に佐々木らが松下と競争になりそうだ。

 

前線の攻撃陣は長沢、関口、道淵らが基本線だが、新加入の赤崎、クエンカ、ゲデスらが加わり、切磋琢磨して得点していけば高さやドリブルなどで面白い攻撃陣になりそうだからあとはミドルシュートでの得点が増えるかどうかだろう。

 

しかしながら、2年連続で補強に成功した丹治強化部長のネゴシエーター能力はJリーグトップクラス級なのには頭に下がりっぱなしで、とうとう首脳陣にメスを入れるほどの覚悟が伝わる今回のストーブリーグではあった。経営面で昨年期は2億7千万円とベガルタ仙台になってから最大の赤字な上に2年連続なためコストカットにも成功させたようだ。

 

リーグ戦で2012年以来の1桁順位に入り、チャンスがあればJリーグ杯か天皇杯で初のタイトルを獲得できた時には丹治強化部長に胴上げとビールかけをさせた上で選手と首脳陣の管理を全て任せられるGMに就任させるべきだろう。

 

昨年から思っていたが、大事になのは「1歩上がって0歩下がらない」チーム作りが改めて必要だと感じたベガルタ仙台2020年の新布陣である。

 

 

 

ベガルタ仙台が10年連続でJ1残留を決める

2019年シーズン12勝17敗5引き分け 勝ち点41

 

ラグビーワールドカップや野球のポストシーズンとプレミア12ですっかりサッカーから離れてしまった。

 

ラグビーや野球と比べてサッカーがいかにいびつな競技であることが今さらながら感じる。サッカーは基本的に手で使えるのはGKしか使えずフィールドプレイヤーはスローイング以外は足しか使えないのが特徴だ。どうしても足だけだとスローテンポになりがちで、見る側に持ってもやきもきしてしまい退屈なサッカーになってしまうからである。

 

仙台は大分に勝利し10年連続でJ1残留を果たし2020年の東京五輪イヤーもJ1でやれることが確定した。開幕直後は3バックで臨んだが、ボランチの松下や椎橋のケガが響き1分けのあと4連敗と5戦未勝利のスタートに。その後、鳥栖戦で今季初勝利するものアウエーで上位の鹿島と大分に2連敗、ホームでG大阪と広島に勝ちながら再びアウエーで磐田と清水に敗戦で最下位に転落し残留争いに巻き込まれる形に。

 

そんな中、6月の名古屋戦から4月下旬に3バックから4バックにしてから流れが変わり始めることになる。センターバックにシマオマテと平岡、サイドバックに永戸と蜂須賀、ボランチに松下と椎橋と富田の併用、前線の4人は関口、道淵、石原直、長沢らで固まり始めてから名古屋、松本山雅、さらに上位のFC東京と札幌にも勝利し4連勝で前半戦を折り返した。

 

7月以降はホームでの取りこぼしが目立ち、下位チームの鳥栖、湘南、松本山雅に0勝2敗1引き分けと勝ち点8を失ったことでAクラスの基準となるトップ5・6入りが遠のいてしまった。アウエーで守備意識が薄い札幌と名古屋に勝ったことやフロントで揉めた磐田、J2時代から得点力不足の松本山雅、さらにパワハラ問題を起こした湘南と何故かACLで決勝まで進んだお調子者の浦和らが足踏みしてくれたのも後押しとなり今年もJ1で残留することができた今シーズンだっただろう。

 

今年のMVPは昨年に引き続き首脳陣でも選手でもなく丹治強化部長だろう。主力の移籍などがありながらスウォビク、シマオマテ、松下、道淵、長沢ら補強した選手たちが活躍したのが象徴的だろう。就任以降、2年連続で的確な補強が当たるから丹治強化部長は悪くないどころかいなかったら降格争いをしていただろうと思うとゾッとする。

 

一つテコ入れを入れるとしたら首脳陣か?渡辺HC体制になり2014年を除けば来年で6シーズン目になるがメンバー構成を見るといい意味でも悪い意味でも大学の間柄と言った「お友達内閣」からの脱却ではないかと思われる。

 

分析力のある渡辺HCではあるが自信がつき過ぎると守備思考が低下して「自分たちの力を過信」する傾向がある。個人的にはボランチで活躍できるはずの椎橋を浦和戦の退場の後は松下が怪我をするまで干されるなどまだまだ選手たちの能力引き出せてないところもあると思われる。

 

そこで優秀の外国人コーチを思い切って招聘しても面白そうだ。ヘッドコーチ(監督)に「それはどうなのか?」や「そうするべきでは」とイエスマンにならず間に入って反対意見が言えてサッカーの議論が活発になれるコーチを招聘した方が選手たちの目線も変わるし、首脳陣同士での意識や競争力も変わるだろう。

 

この日の最終節で15年ぶりのリーグ優勝を決めた横浜Fマリノスのようにマンチェスターシティ傘下で資金力のある外国人選手の獲得をするより、コーチ陣の強化により戦術や戦略面でアップすれば良し、成績不振なら渡辺HCらを途中で解任し、その外国人コーチの体制で立て直せば良しという一石二鳥の面白い布陣が思い浮かぶ。

 

今のところは続投路線だから可能性は低いが、どうせならフロントが丹治強化部長にGMを就任させれば思い切ったことをしても良さそうだが、果たして今シーズンのストーブリーグがどうなるかだろう?

特別記事 京都アニメーションの放火事件で思い出された、1994年F1ドイツGPで起こったベネトンのヨス・フェルスッタッペンの給油から漏れたガソリンの引火の恐ろしさ

1994年 7月31日 F1 ドイツGP ホッケンハイム

2019年 7月18日 京都アニメーション 放火事件

 

7月18日に京都アニメーションで起きた放火事件で現時点では従業員35人が犠牲になり平成以降での放火事件では最悪の事態になった。

 

犯人は1階でガソリンに引火させて、螺旋(らせん)階段を下から上に炎と煙があったという間に舞い上がったようなので逃げようにも逃げれなかったのが真相のようだ。死因の原因が一酸化炭素中毒によるものだから放火の怖さが出た事件でもあった。

 

しかしながら、この事件で思い出されるのはガソリンの引火の恐ろしさである。自動車レースの最高峰でもあるF1で放火ではないが事故が起きたのを思い出したところだった。

 

今から25年前の1994年7月31日。ドイツのホッケンハイムで行われたF1の世界選手権シリーズの第9戦。スタート直後に後方で4台、1コーナーでさらに6台のクラッシュという波乱のスタートになった。14週目に給油のためベネトンのヨス・フェルスッタッペンがピットインした。給油から3秒後にガソリンが漏れてその2秒後に引火しマシン全体に燃え広がった。

 

この事故でピットクルー5人とフェルスッタッペンが軽いやけどだったが1歩間違えれば爆発の可能性があっただけに、防火用のスーツと消火器が素早い対応してくれたので最小限に食い止めてくれた。

 

原因はこの年から導入された給油器に不正改造があったことが発覚したようだが、1994年は事故だらけでハイテク化が禁止されたことでスピードの制御がドライバー自身でやらなければいけなかったわけで、サンマリノGPでローランド・ラッツェンバーガーアイルトン・セナは時速300km近くの状態でタンブレロの高速コーナーに突っ込んで出血多量で亡くなっただけに安全性が問われる年でもあった。

 

今回の放火事件でガソリンの引火の恐ろしさ、理由がどうであれ無差別に殺意のある事件が取り返しのつかない事になるかを思い知らされた事件になった。

 

 

後半戦2連敗スタートも途中加入の2人がデビュー

J1第18節 浦和レッズ1-0ベガルタ仙台

J1第19節 ベガルタ仙台0-4鹿島アントラーズ

J1第20節 セレッソ大阪0-0ベガルタ仙台

 

後半戦初戦の浦和戦は得点数が13しかないので今の調子なら勝機がありそうだったが無得点に終わった。どうやらラインが後ろ過ぎて前線からのプレスが出来なかったのが敗因だったから、好調なうちにアウエーでも連勝中のホーム同様な戦い方が出来るかにかかるだろう。

 

鹿島戦は出場停止の椎橋と足の怪我で欠場したシマオマテを欠いた影響もあったかシュミッドダニエルのラストゲームで4失点の大敗。失点は蜂須賀と永戸の両サイドを鹿島が突いた形で裏を取られて攻められたようだ。長沢が負傷交代で入ったハモンロペスだったが無得点に終わった。ハモンロペスが生きるかどうかは天皇杯でアシストをした兵藤がカギを握りそうだったがベンチはリャンを投入したため機能しなかった可能性が高いだろう。

 

セレッソ戦はGKのヤクブスウォビクがスタメン出場し無失点デビューを飾ったセレッソのシュートを2本セーブするなど上々だった。途中からジオゴアコスタも出場しドリブルとキープ力がありそうだから前線からの推進力があるタイプのようだ。ハモンロペスがシュート7本で無得点なので次節からスタメンでも良さそうだ。

 

前線からの守備のおかげで0-0の引き分けに持ち込めた上に14位以下のチームで勝ち点をあげたのは引き分けた松本山雅だけなので勝ち点1得をする事が出来た。

 

8月は今野を補強した磐田、FC東京川崎Fとの上位対決を挟んで、湘南と鳥栖との直接対決があるのでこの3試合で2勝以上すると残留争いから抜け出せるだろう。