みちのくのブログ

スポーツなら東北楽天ゴールデンイーグルス、ベガルタ仙台、仙台89ers

3トップが3得点に絡む活躍でリーグ戦をホームで今季初勝利

J1第6節 ベガルタ仙台3-0サガン鳥栖

Jリーグ杯グループステージ第3節 ベガルタ仙台2-1柏レイソル

 

スタメンのメンバーを見ると3バックのセンターに大岩ではなく常田を起用してきた。大岩の出来が悪かったかそれとも刺激を与える意味で起用してきたかもしれない。攻撃陣は吉尾と兵藤がインサイドハーフ、ハモンロペスとジャーメインの2トップで行くようだ。

 

修正点としていたサイド攻撃が機能し、前半15分に右サイドの蜂須賀からのパスに吉尾がスピードを生かしてドリブルを仕掛けて左足のクロスにピンポイントでジャーメインが頭で押さえて先制した。

 

吉尾はスタメンで起用したあたりから持ち味のドリブルとポスト中村俊と呼ばれる正確なパスで攻撃面での司令塔として良いプレーが出来ているのでしばらくはスタメンとして起用される可能性が高くなっただろう。右ウィングバックの蜂須賀と左の3バックの平岡ら右サイドの3人の距離感がよく、守備面も安定していた。

 

後半には鳥栖パスミスから吉尾の左足のシュートがポストに当たるも兵藤が右足で詰めて貴重な追加点を上げた。その後、鳥栖のハンドでPKを得てハモンロペスが蹴って失敗するも、終了間際にショートカウンターから左ウィングバックの石原が駆け上がり、こぼれ球をハモンロペスが拾って落ち着いてシュートを決めてダメ押しの3点目を上げた。これで今季初のリーグ戦初勝利をホームゲームで飾った。

 

水曜日のJリーグ杯はけがで離脱していた石原と長沢の2ゴールで柏レイソルに2-1で勝利し予選リーグ唯一の3連勝を飾った。この試合でルーキーの照山がスタメン出場し長沢のゴールをアシスト。途中出場した田中歩ボランチとしてプレーしまずまずのデビューになったようだ。

 

公式戦で初の2連勝を飾り基本的なメンバーと戦い方が見え始めたが、リーグ戦はここ2試合はアウエーでしかも好調な大分トリニータとアジア王者の鹿島アントラーズなので負けなしの2分けか1勝1敗以上で切り抜ければ御の字だろう。