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FIFAワールドカップ2018 ロシア大会 いよいよ決勝戦が近づく

準々決勝

 

クロアチア2-2(pk4-3)ロシア

イングランド2-0スウェーデン

フランス2-0ウルグアイ

ベルギー2-1ブラジル

 

準決勝

 

フランス2-1ベルギー

クロアチア2E-1イングランド

 

3位決定戦

 

ベルギー2-0イングランド

 

1か月に及ぶワールドカップもついに決勝戦まで来た。過去の大会を見ても21世紀に入ってから波乱含みの大会も珍しいほど面白みのある今大会になっただろう。

 

日本が敗退して1週間過ぎたが、選手たちによる裏話が多い。個人的にはハリル前監督を追放(解任)させたのは本田や長谷部を中心としたベテラン組が「このままではレギュラーを若手に取られる」と思ったのが本当の真相ではないかと考えられる。練習から「あーだ、こーだ」と妥協を許さない指導で言われ続けたストレスを溜めてたのがついに爆発し今回の騒動に発展したのだろう。

 

リオ五輪組の植田や大島、さらに落選した久保裕や中島などが1試合も出場しなかったのを見るとハリル前監督のコミュニケーションだけの問題だけではないように見え隠れしているだろう。要するに「自分たちのサッカーで日本はやれることや集大成のため」など日本のためよりも自分たちの世代のためにやったとしか思えず、結局は「わがままである程度自己満足」のワールドカップになってしまっただろう。もし、これが裏で事実だとしたら疑問に思ってた若手らは激怒するだろう。

 

さて、2006年大会以来のフランスと旧ユーゴスラビア分断以降も含めて初めての決勝進出を果たしたクロアチアになった。

 

準決勝後、クロアチアボランチであるモドリッジが「体力面の不安があるだろうと思ってたイングランドメディアは間違っる。俺たちは最後まで走り切る自信がある」と本田と同年と思えないほど走行距離が決勝トーナメント以降増加傾向にも関わらず準決勝は延長に入るまで交代枠を使わずに走り切るスタミナを発揮している。

 

逆にフランスは2010年にチームメイト同士の内紛があり練習をボイコットする事態でグループステージ敗退だったが、19歳のスピードスターエムバぺ(ムバッぺ)、グリーズマンやジルーを中心とした攻撃陣、カンテやポグバ、バランとウムティティを中心とした守備陣がそろっている。

 

総合力ではフランスが1つ抜けて、120分すべて戦っているクロアチアが団結力では上回っているだろう。

 

1998年のフランス大会から見ると先制している国が優勝している。さらに2006年・2010年・2014年は延長戦とPK戦での決着である。

 

おそらく今回も大方の予想はフランスが優勝となるが、驚異のスタミナで勝ち上がったクロアチアが多少のメンバー交代はあるがそれでも団結力を発揮し、同点で後半に持ち込めば流れが来るだろう。

 

ちなみに、初優勝国の法則として20年周期で来るようだが、今大会がそうでちょうど20年前に母国開催で優勝したフランスが果たしているので今度はクロアチアの番になるかどうか注目である。