ベガルタ仙台が早くも迷走か?鳥栖と湘南だけで8失点と緊急事態宣言か?
J1第4節
横浜FC1-4セレッソ大阪
この日は関東地区で大雨や雷で1時間遅れのスタートだったが、仙台は4バックではなく3バック出来た。これは前任の渡辺晋元HC(現在はJ2山口に今季から就任も苦戦?)体制時に人が重ならないようにする5レーン戦術を取り入れるために採用されたのが3バックだった。
いい時は連動した攻撃ができるが自身の弱点でもある、パスミスや裏を取られたりして自分たちの力を過信してしまう「いいサッカーしても勝てない」日本代表のような悪い癖が直らず。リーグ戦は全て二桁に終わってしまった経緯がある。何故かこの試合で採用したかは不明なのでチームとして早くも迷走疑惑が出てもおかしくない敗戦だろう。
数年前までは同じ残留争いだった鳥栖と湘南相手に8失点したので彼らがレベルアップしたか、それとも仙台のレベルが更に低下したかのどちらかだろう。過去の対戦を考えても今回は後者のようなので、本拠地にしている仙台市も新規感染者が増加なのでまさしく緊急事態宣言が発令されてもおかしくない状況に。
川崎フロンターレは前半苦しんだが、ベンチスタートだった三苫らが柏レイソルの堅い守備から1点を取り開幕5連勝を達成した。これだけの実力だからフル出場でも良さそうだが、過密日程や大島や小林悠などスペランカー体質(けがが多い)にならないように3連続スタメンを避けていて体力のマネジメントも出来ている。
セレッソ大阪は古巣に復帰した大久保が早くも5ゴール目と通算190ゴール目とここに来て謎のゴールラッシュを上げるなど絶好調。同じ5ゴールの前田大率いる横浜FMも浦和に快勝で上位に行けそうで、名古屋も堅守で開幕4連勝と昨年は川崎に初黒星をつけさせただけに鳥栖、C大阪、名古屋、横浜FMあたりが首位争いのライバルになりそうだ。