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新春特集 石井GMの兼任に思う スポーツ界で「監督業廃止」からのヘッドコーチ業への推進をさせるべき

イーグルスは2021シーズンのコーチングスタッフが発表され、石井GMが1軍の新監督に就任に伴い「GM兼監督」と言う全権型の兼任となり、三木1軍監督が2軍監督に配置転換されたと言う第1報が来た。

 

あくまで石井GMGMでありながら現場の指揮を取る1軍監督に就任する全権型の兼任と言うことでメディアやファンから「前代未聞の人事だ」と早速の反応が各地からあるのが実情だ。

 

この人事でいろんな憶測があるが個人的に思うのは、まず立花社長が熱烈なオファーを2年前からしていたことだ。石井GMがこれを固辞してGMと言う形で落ち着いていたが、よほど1、2年の戦いでこれではまずいと感じたか?または他の人がいないのか?または三木谷オーナーの鶴の一声説まで上がるほどのオファー劇だった。

 

どうやら立花社長は思った以上で想像通り?の「監督利権者」であることがこの会見から分かるだろう。たしかに立花社長にとって監督=名誉職に見える。

 

最近はその考えが古くなりむしろラグビーやバスケはヘットコーチとしてチーム強化が上手くいく傾向があり、野球やサッカー界は「学閥や派閥、メディア絡みなど」の悪い意味で弊害になりつつある。

 

ラグビーW杯で史上初のベスト8やバスケのW杯アジア予選を1位通過して本大会に出場するなど躍進をしている要因に「監督ではなくヘットコーチに分業している点」で面白いと思ったからだ。

 

しかし、勘違いして欲しくないのは石井GMはあくまでGM業が先に来るポジションであることには変わりない点である。ここで注目なのは育成総合コーチだった真喜志コーチが再びヘッドコーチに昇格した点である。

 

一般的な世間だと

 

石井GM兼監督

真喜志ヘッドコーチ

 

ただ、個人的な解釈だと

 

石井GM兼ヘッドコーチ

真喜志アシスタントコーチ

 

この方が正確だし、監督業と言う悪い意味での名誉職がなくなり、本当に指導力があるかどうかが分かるからだ。石井GMにはNPBに監督業をなくして欲しいと言う野望を野球ファンに見せるくらいのインパクトを今年に残して欲しいところだ。