みちのくのブログ

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3億5000円の債務超過で身売り問題浮上のベガルタ仙台 

J1リーグ戦 17試合 2勝10敗5引き分け 17位

 

リーグ戦の半分が終わり後半戦に差し掛かるところでベガルタ仙台が今季決算で3億5000万円の債務超過になることが分かったようだ。

 

営業収入はが前年度比9億円減の約18億円まで落ち込み、入場料収入は予算比5億4000万円減の1億5000万円、スポンサー収入は同3億円減の9億8000万円にとどまると試算で、最終赤字は1999年以降最大の約7億円を見込み、純資産3億5600万円を上回るようだ。

 

前年度修繕費の損失として4億円を計上し赤字になり今年は新型コロナウィルスの感染拡大防止策として観客数の減少やスポンサー収入の減少などでとうとう債務超過になり今日になり緊急の募金を募ると言う事態になった。

 

昔から旧スポンサーであった親会社の経営の仕方が殿様方式だったため大型補強に失敗したことは全身のブランメル時代からあった話だが、この際に取締役に在仙メディアや宮城県仙台市からの出資をやめるとともにどこかに身売りしてもいいのではないかと思われる。

 

先日、ベガルタ仙台レディースが来季からの経営権をスポンサーでもあるマイナビに譲渡することが決まったようだが、むしろ妥当な判断でこの世の中の状況で増しては2重の経営を強いられるので女子の運営ができるのは親会社のバックアップ(セミプロ契約など)が強いクラブがやるべきでマイナビがチーム名とユニフォームなどをどうするかは分からないが本拠地は仙台のようなのでマイナビを支持したいし感謝したい。

 

競技は違うが仙台89ersも創設者でもある中村元代表が同じくスポンサーでもあるボティプラス社に経営権を譲渡して社長には楽天野球団でもあった渡辺氏を招聘した実績はすでにある。今季から渡辺社長が副会長に昇格し、それに伴い志村GMが社長に、桶谷HCが編成権を兼務させるためGMに昇格させたのでB1昇格と再建に向けて着々と進めいてる最中だ。

 

宮城・仙台は都市圏と比べると財政力が乏しいには前からの話であるので以前からの課題でもある県外からのスポンサーを募れるかどうかだろう。ただ、もう少し「サッカー以外の営業」も同時に考えないと行けない。楽天が親会社の野球と比べて「ホームゲームの試合数(リーグ戦が17)が圧倒的に少ない競技」なだけに、世の中が変わる風の時代と言われている中、様々な収入源を見つけれるかが再建の鍵だろう。

 

とりあえず、緊急募金をするようだが、どうせならグッズの1つや2つを買うところから始めるのが少しの特攻性が出るだろうしクラブも営業の方で更なる努力ができるかだろう。