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J1リーグが4ヶ月ぶりに再開 スウォビクとシマオマテが欠場の中 ユースから昇格の小畑が無失点デビューで今季初勝利

J1リーグ第2節

 

湘南ベルマーレ0-1ベガルタ仙台

浦和レッズ0-0横浜Fマリノス

川崎フロンターレ2-1鹿島アントラーズ

柏レイソル0-1FC東京

清水エスパルス1-2名古屋グランパス

横浜FC1-2コンサドーレ札幌

ガンバ大阪1-2セレッソ大阪

ヴィッセル神戸0-3サンフレッチェ広島

大分トリニータ2-0サガン鳥栖

 

新型コロナウィルスの影響で全世界中のサッカーの試合ができない中、先週はJ2が再開、J3が開幕だったが、J1も今週ようやく再開を果たした。J1は第2節と第3節は無観客によるリモートマッチで開催。7月10日以降の試合はガイドラインに沿って有観客試合を行うようだ。

 

再開初戦はパワハラ問題で新体制になった湘南ベルマーレ。仙台から移籍した大岩や石原らもスタメンで出場している。

 

そんな中、開幕直前になりCBのシマオマテが靭帯損傷で2ヶ月離脱でGKのスウォビクも欠場している中、ユースから昇格のルーキー小畑が初出場でスタメンに大抜擢。システムも4-1-2-3に変更し、シマオマテのところに開幕戦でボランチだった吉野になり、そのボランチのところに椎橋と「けがの光明」でスタメンのチャンスが巡ってきた。

 

前半3分にこちらもレギュラー定着をと意気込むジャーメインが右FWからドリブルしクロスのつもりが湘南の風に流されて左隅にゴールを決めた。ジャーメインはセンターFWよりも特徴でもあるドリブルが生きる右サイドでの活路を見出したようだ。

 

正GKのスウォビクや2番手の関でもなく、ユースから昇格の小畑だから余程の抜擢になった。キャッチング、セーブ、元から評価しているパスを含めたキックの精度の高さは今どきのGKらしいタイプになっている。

 

人間教育が込みの高校野球とは違い、初めからプロで活躍して日本代表や海外でのプレーを目指しているユースチームに入団時からスキルアップできるから高卒1年目でも即戦力として扱うことも可能であるのがサッカーのいいところ。

 

追加点を取れなかったが1-0で湘南を逃げ切りまずはアウエーながら再開初戦を物にしたのは大きい。交代枠を5人フル活用するなど、降格のない効果か負担を減らす意味では全員を使うことができなおかつ競争とけが防止で戦力を落とさずに済むから、後はレギュラー候補の若手が定着すればAクラスに当たる6位以内は十分に狙える位置にいるだろう。