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司令塔不在でチームもサポーターも最下位なベガルタ仙台

J1第5節 ベガルタ仙台0-2セレッソ大阪

 

Aマッチデー後の2試合で対戦するセレッソ大阪サガン鳥栖に2連勝しないと残留争いどころか降格の危機に陥る可能性がある。

 

左サイドでセレッソのパス回しにプレスが掛けられず左サイドから攻められて都倉に移籍後初ゴールを許す展開に、後半には昨年まで仙台にいた奥埜が富田からボールを奪いショートカウンターから追加点を奪った。

 

これでリーグ戦4連敗でリーグ最下位になった。その要因は司令塔不在で攻守のバランスが整ってないという点だろう。リーグ戦の上位チームはFC東京だと橋本と久保、名古屋だと長谷川アーリアジャスール、神戸だとイニエスタポドルスキと司令塔がいるという点だ。

 

ここ数年仙台の司令塔は誰?となるとその試合ごとに変わっている点では司令塔不在でやっていたというのが現実問題として現れているのかもしれない。

 

開幕前に椎橋が右足首を痛めて数ヶ月離脱が思った以上に大きくチームが影響しているのは否めないのは事実であろう。この試合で先制点を許した場面では左サイドから崩されたのが弱点なのかもしれない。

 

個人的には常田を左の3バックに入って、椎橋がボランチとして復帰したらボール奪取能力が高いシマオマテとのコンビで立て直しをするこそが近道なのかもしれない。

 

攻撃面では横浜からレンタル移籍してきた吉尾がトップ下に入り、ジャーメイン良と長沢あたりで攻撃の形を作るなどの工夫が必要だと思われる。

 

次節のサガン鳥栖戦を取ればリーグ戦初勝利で踏みとどまり、負ければ降格の危機が来るという崖がすぐ側にあるという試合になりそうだ。

 

相変わらず仙台サポーターは浦和サポーター同様に問題児が多く、結局のところ自分勝ってな応援が多いからこれを見たサポーターがスタジアムに来るのをためらってしまうのがこの試合の観客数でもある10000万人前後に現れているのかもしれない。