みちのくのブログ

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Jリーグ杯は首位発進もリーグ戦は最下位スタートのベガルタ仙台

J1第1節 仙台0-0浦和

J1第2節 横浜FM2-1仙台

J1第3節 仙台1-3神戸

J1第4節 湘南2-1仙台

 

Jリーグ杯第1節 鳥栖1-3仙台

Jリーグ杯第2節 仙台2-1FC東京

 

リーグ戦開幕から1ヶ月が過ぎチーム状況が見えてきた。

 

ベガルタ仙台は開幕戦で浦和と対戦も0-0。開幕前に椎橋の負傷離脱だったが新加入の兵藤が守備面で貢献したことで興梠を抑えたことが大きい。

 

浦和は西村(モスクワ)よりもシュート決定率の低い杉本をわざわざ獲得したが攻撃面で停滞しアジアチャンピオンズリーグの試合ではチームのシュートが0だったからこの補強は無意味だったということだろう。長沢のシュートが西川に防げられただけにホームで勝ち点2を落とす結果になった。

 

第2節と第3節は横浜と神戸に完敗したがイニエスタと三好に苦手意識があるようだ。イニエスタは仙台の持ち味であるプレスを交わせるパスを持っており、三好は川崎時代に仙台から2ゴールを上げており、彼のドリブルに苦戦してるようだ。

 

それだけに第4節の湘南戦は落とせない試合になったが、前半の終了間際に湘南に先制され後半にも追加点を奪われた。けがから戻ったハモンロペスが得点するも1点差負けでリーグ戦は4試合終えて未勝利。順位は最下位の18位スタートになった。

 

対照的にJリーグ杯は今年も全選手のターンオーバーをしての2連勝なのでスタメンを固定化せずに行く方針は変わらないだろう。

 

4月以降は6月の南米選手権まで基本的にはノンストップで行くだけに挽回するチャンスはあるが、相手はC大阪鳥栖と下位同士でさらに好調な大分とアジア王者の鹿島が控えているだけにAマッチデー後の2試合は2連勝しないとさらに苦戦するのは目に見えているだろう。

 

Jリーグの関係者からしたら「仙台なんて目立たないしネタにもならない。あの役目も終わったのでどうでもいいだろう。」と思っているだろうから反骨心を持って挽回するしかしないのが今の仙台なのかもしれない。