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AFCアジアカップグループステージ第2節 帳尻合わせや幸運な判定と来たら次はターンオーバーで2位通過狙い

AFCアジアカップ アラブ首長国連邦大会 グループステージ第2節

 

グループA アラブ首長国連邦2-0インド

                 タイ1-0バーレーン

グループB ヨルダン2-0シリア

                  オーストラリア3-0パレスチナ

グループC 韓国1-0キルギス

                 中国2-0フィリピン

グループD イラン2-0ベトナム

                  イラク3-0イエメン

グループE サウジアラビア2-0レバノン

                 カタール6-0北朝鮮

グループF 日本1-0オマーン

                 ウズベキスタン4-0トルクメニスタン

 

前半は内容が改善されていた。トップ下の南野の動きがよく縦に速いパスが通りチャンスメイクや決定的なチャンスを作っていた。原口が倒されてPKのシーンはオマーンの選手が足ではなくボールに行っていたが倒れ方が大げさだったためPKを取ったと思われる。

 

オマーン戦の主審はマレーシア人で日本にとっては縁のある国の主審だった。それは伝説して語り継がれている。2004年の中国大会準々決勝のヨルダン戦でPK戦までもつれた際に左エンドでしたが当時ピッチがスリップしてたため中村俊と三都主が大きく外してしまった。

 

これを見ていた宮本キャプテンが主審に反対サイドのエンドでのPK戦を申し込んだら承諾して実現させることに成功した。結果的に川口の2度のスーパセーブなどもあり逆転で準決勝進出した経緯があった。宮本キャプテンはのちにFIFAマスターを取得したが、英語での会話力が無かったらとっくに敗退してたであろうファインプレーだった。

 

原口のPKで先制して前半を折り返したが、北川に変わった武藤がワントップに入ったが返って流れを悪くさせたと思われる。北川は南野と2トップを組むイメージだったが、武藤は裏への飛び出しがほとんどでドリブルして持ち込んでも長友にパスするなどワールドカップポーランド戦同様のプレーになってしまった。

 

ボランチの遠藤が発熱して合流が遅れたが今日のスタメンに合わせてきたようだ。浦和だと3バックだったが、リオ五輪の代表からボランチとして出ていた。ボール奪取が優れていて、そこから速い縦のパスからチャンスを作り出していたから調子は良さそうだ。

 

槇野をベンチにしてボランチから本来のセンターバックでのスタメンに富安は後方からのロングフィードがよく、前線の選手にワンチャンスを作れていたからDFラインの選手は足元の技術も必要になるだろう。

 

日本が2連勝で決勝トーナメントを決めたが、今大会の焦点は優勝することよりも準決勝に進出することができるかになりそうだ。1位通過だと決勝まで毎回違う会場でやらなければならないが、2位通過だと準々決勝までアルアハリで準決勝と決勝はアブダビと移動が少ない。

 

そのかわり、1位通過だと決勝T1回戦でグループEのカタールサウジアラビア、2位通過はグループB2位のオーストラリアになるが、準々決勝だと1位通過はそのオーストラリアに勝ったヨルダン、2位通過だと開催国のアラブ首長国連邦になると予想される。

 

どちらかと言うと、開幕前に森保HCが話していた2位通過がいいかもしれない。相手も絶好調ではないアーノルドHC率いるオーストラリア、ザッケローニHC率いるアラブ首長国連邦の方がいいかもしれない。

 

逆に今大会無失点で好調のヨルダン、力をつけ始めている次のワールドカップの開催地であるカタールサウジアラビアと当たった方がむしろやりにくく苦戦するかもしれないのでそちらがいいかもしれない。

 

ウズベキスタン戦は北川以外がターンオーバーでの出場が濃厚のようだ。この試合でアピールして欲しいのは仙台のGKシュミッドダニエル。追加招集された塩谷、乾、武藤辺りになりそうだ。

 

結果的に言えば最低限引き分け以上であれば十分な3試合目となってきそうだ。