J1参入プレーオフという入れ替え戦が面白い
J1第34節(最終節) 残留争い
J1参入プレーオフ
J1第34節が終わり残留争いが1つ決着がついた。ジュビロ磐田が先制するもコーナーキックから追いつかれるとその後も攻められオウンゴールを許し逆転負けで参入プレーオフに回ることになった。
名波HCがホームの名古屋戦を前に「名古屋を残留争いに引きずり込ませる」と言った途端に1-6で敗戦。どうやらこの試合が最後の最後で響いたようでやべっちFC時代の解説から「上から目線」のような言い方が多かったのが気になったが仇になったようだ。日本代表の10番を背負う逸材だったが指導者となりジュビロ磐田を立て直し1桁順位まで行ったが16位という結果に終わった。
怪我人も多かったが、疫病神になってるのが川崎に復帰したが夏に移籍した大久保。この人もトラブルメーカーで2003年の東アジアカップでのレッドカードが印象的だったが、その後はJリーグでの得点記録やワールドカップに出場した。
同じ記録を持つ佐藤寿と比べると案外シュートを多く打ってもゴールができないタイプで仙台でのプレー経験がある佐藤寿(現名古屋)は1本のシュートを大切にするタイプなので勝負所の決定力がないのが真実だろう。最近は大久保が移籍した後のチームが躍進し逆に加入後成績が低迷するようだから大久保の性格が自分勝手なところがあるからだろう。
最終節でJ2の6位から逆転で昇格してきそうなのが東京ヴェルディだ。ロッティーナHCがスペインスタイルを取り入れて2年目だが浸透して勝ち上がってきただろう。日本についての指摘も的確でこのような指導者がJ1の舞台で見たいのがファンとして気持ちが強い現状にある。
ジュビロ磐田が逆転負けをしてるだけに東京ヴェルディからしたらチャンスなのは間違いなから先制点さえ奪えれば相手が焦るので裏を取ってカウンターなりセットプレーでの得点がカギを握るだろう。
やはりJリーグももう一度J1にプレーオフを入れるべきで戦力や戦術の完成度だけで決まりやすいリーグ戦だと特定のチームしか優勝争いが出来ないので首脳陣やフロントの力が必要な短期決戦の導入の再検討を求めたいと思ったのである。