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3バック陣が快速FWを封じシュート0で完封し4位まで浮上

J1第25節 ベガルタ仙台1-0FC東京

 

3試合で無得点な上に4試合勝ちなしが続いているFC東京相手に押し込まれる展開が多く前半シュート0ながら0-0で折り返した。

 

後半、野津田が右サイドの阿部に渡る。阿部が石原のパスをしようとしたが相手のクリアがそのままオウンゴールとなり先制する。

 

石原がセンターバックを後ろに下げさせてフェイクをした後、ニアサイドに飛び込もうとしたようだから石原を警戒していた分、足が出てしまっただろう。結果的に石原自身が誘ったオウンゴールだった。

 

どうやら先制するまでシュート0という珍しい展開だったが最終的には7本打ったようだから耐え凌げば流れが変わるということだろう。

 

この試合の勝因は板倉、大岩、平岡の3バック陣がFC東京の2トップを封じ込めたことだろう。ゴール前まで攻められるも、最後のところで足を出して守備していたからこの3人の守備力で勝てたもののようだ。

 

板倉が「アジア大会の経験をベガルタで生かしたい」と意気込みがあったのは充実している証拠だろう。10月の代表戦はアジア大会のメンバーが選ばれるようだから可能性が大きい。

 

夜に行われた、3位争いのライバルである札幌が川崎に0-7の大敗、イニエスタ率いる神戸が降格争いのG大阪に1-2で敗戦、さらに首位広島が同じく降格争いしている鳥栖にそれぞれ敗れベガルタの順位が4位まで浮上した。

 

次の代表戦まではあと3試合。アウエーで名古屋の連勝を止めた長崎、同じくアウエーで首脳陣と内輪揉めし始めた横浜Fマリノス、さらにホームでお調子者の浦和になる。

 

今のベガルタなら十分勝てる相手なだけに直接対決がある11月の4試合までに最低でも2勝1分け以上の成績を残せばACL圏内の3位に食い込み可能性が出てくるだろう。