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特集記事 スポーツにおける首脳陣の役割はGMや強化部長こそが本当の監督である

東北楽天ゴールデンイーグルスが今年の9月に元メジャーリーガーで元ヤクルトスワローズだった石井一久氏がGM就任要請を受けていることがわかったようだ。

 

イーグルスは現在28勝46敗1引き分け(勝率378)の借金18でパリーグ6位。先日前梨田監督が辞任し平石ヘッドコーチ(監督代行)が就任した。

 

交流戦後は打率、得点、本塁打とリーグ1位の成績を残すなど繋がる新打線で立て直しを図る最中である。

 

今年の1月に星野副会長が死去し、編成の責任者を楽天球団が探していたようだ。元々、三木谷オーナーと親交が深かったのもあり、10年前はFAで獲得や監督や就任の噂もあったほどだった。先日に立花社長がこの事実を認めたようだから就任は確実だろう。

 

石井一久氏は元ヤクルトスワローズの選手であの野村監督率いるID野球を駆使してリーグ優勝や日本一を経験、メジャーリーグドジャースなどで活躍した後、ライオンズに移籍した2098年もリーグ優勝と日本一になっている。

 

見た目は大したことはなさそうだが、解説を聞く限り悪くなく、的確に解説したのを見るとメジャー経験が大きいと感じる時がある。日曜日に民放のスポーツ番組での解説は石井氏独特で指導者経験はないものの日米の経験をイーグルスでも発揮できればチームの立て直しに一役かってくれそうだ。

 

さて、本題を言うと日本における首脳陣の役割と名称が少し海外と違うところがある。海外なら監督がヘッドコーチで、ヘッドコーチがアシスタントコーチである。日本だとその逆である。本来ならこうである。

 

強化部長・GM→監督(GM監督)

監督→ヘッドコーチ

ヘッドコーチ→アシスタントコーチ

 

監督というのは本来は現場の人間よりも全体を統括する人間であると考えられる。その意味を調べると「多くの事柄や人々・組織など見張ったり、指図をすることで取り締ることである。」

 

つまり現場の陣頭指揮をとるのはコーチの人たちがする仕事である。そのトップがヘッドコーチであり、支えるのがアシスタントコーチである。どちらかと言うと野球やサッカーが前例でバスケやラグビーが後例である。

 

日本と海外を比べると1人分余計に首脳陣を使っているということになるから各協会やチームは一つ違った視点での見直しをして貰いたいところだ。

 

だから責任を問う時にヘッドコーチを変えるにはGM監督を変えないといけないと言うことになる考えられるからである。

 

ちなみに監督は英語でマネージャーではあるが高校野球だとスコアや雑用と言った裏方の役割だからある意味日本語と英語の解釈がバラバラなのは日本特有の文化なのかもしれない。