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追悼 東北楽天ゴールデンイーグルス 星野副会長がすい臓がんによるまさかの急死

1月4日に東北楽天ゴールデンイーグルス 星野仙一副会長がすい臓がんのため急死したことが1月6日に分かった。

 

朝起きて、第一報をきた瞬間「まさか」と言う感じになった。ツイッターで知りファンの間で悲しみがすでに広がっていた。

 

ドラゴンズ、タイガース、イーグルスでリーグ優勝4回、2013年は悲願の日本一。2008年は北京五輪(4位)の監督を歴任するなど野球界にとどまらず他競技でも交流があった方なだけにまさかの急死であった。

 

昨年の年末あたりから体調が急変し2日に倒れたのち4日の午前5時25分に死去されたということだった。

 

2016年7月に発覚しそこから約1年半の闘病生活だったがシーズン中だったこともあって立花社長など星野副会長に近い人たちはある程度知っていたが、後になって知った人たちは驚きを隠せなかっただろう。

 

昨年の野球殿堂入りを祝う会では元気なすがらだったからの関係者は「まさか病気持ちだったとは」とは予想できなかったほど最後まで分からなかったようだ。

 

この時星野副会長が「野球界でプロとアマが1つになり、全国津々浦々の子供たちに野球の素晴らしさを伝えたい。」と言っていた。イーグルスで副会長職就任する前から将来的なNPBコミッショナーをやってみたいという記事を見たことがあった。

 

リーグ優勝をした4回をした反面、日本シリーズや五輪では不調の選手でも使い続けた結果なかなか勝てず言われていたが、今思うとFAなどで選手たちを呼び寄せた手腕は球界一の豪腕だったから、元から「臨機応変の現場監督」よりも金本や岸を獲得した経緯を見ると「己の力で引きつけるGM型のタイプ」だったかもしれない。

 

個人的にはイーグルスで少なくとも2、3年はやり毎年のように優勝争いをするチームを作り続けるようにしたかっただけに今回の出来事は特にイーグルスとってはなんとも残念無念すぎる今回の訃報になってしまったのが正直なところだと思う。

 

1月から球団フロント、選手、ファンはしばらくは悲しみから引きずり、球団フロント内でも落ち着かない影響が出る可能性も十分あるだろう。

 

ただ、星野副会長が残したものを継承しつつも「新しいイーグルス」を作ってやることが天国からでも見てくれていると思う。