みちのくのブログ

スポーツなら東北楽天ゴールデンイーグルス、ベガルタ仙台、仙台89ers

来年はピョンチャン五輪とロシアワールドカップがメインに

今年も様々な出来事があった日本のスポーツ界。

 

プロ野球福岡ソフトバンクホークスが2年ぶりの日本一になり、横浜DeNAベイスターズがCSでセリーグ王者の広島東洋カープに初戦を落としながらも4連勝し19年ぶりの日本シリーズに進出するなど歴史的な1年になった。

 

来季は北海道日本ハムファイターズの大谷がポスティングシステムでロサンゼルスエンゼルスに移籍。現地でも早くもフィーバーの熱狂ぶりである。今思えば高卒で即メジャーリーグ挑戦を希望していたが、ファイターズのフロント陣が早期海外挑戦に対するリスクをアピールするなどプレゼンテーション効果で単独の指名に成功したから球団としての積極性があったということだろう。果たして大谷はどんなパフォーマンスを見せるだろうか。

 

サッカー界では日本代表が順当にワールドカップ出場権を獲得した。2次予選のシンガポール戦、最終予選のアラブ首長国連邦戦など初戦で勝てなかったにも関わらず突破したから日本の底時からがある反面まだまだアジア各国が日本を追い越すまでには至らないということか。ヨーロッパ遠征あたりから戦い方も含めて疑問が飛びかいハリル監督に解任論がでるまで発展する事態になり不安を抱えたままW杯イヤーに行くことになる。

 

2月にはピョンチャン冬季五輪が開幕。メダル大本命は女子スピードスケート。世界記録保持者の小平が500と1000mの2冠が現実を帯びているだけでなく、高木美も1500mで金メダル取れそうな勢いだ。それだけでなく団体パシュートも世界記録で勝ち続けており金メダル1つどころか2~3個は確実な情勢だ。

 

一方で大本命と言われていたフィギュアスケートは一転厳しい状況に追い込まれている。男子シングルで世界王者羽生がNHK杯の公式練習中に4回転ルッツをした際に右足の靭帯損傷で全日本選手権を欠場しぶっつけ本番に。場合によっては欠場もあるかもしれない。宇野も金メダル候補だがジャンプでGOE(出来栄え点)の点数が低いため点数が伸び切っていない。女子も宮原がケガから復活し代表入りも宇野と同じジャンプでのGOEの点数が低い。逆に樋口を逆転し坂本が滑り込みで代表に入ったがジャンプでの高さがありGOEも宮原よりも取れているから難易度を上げれれば銅メダルは狙えるかもしれない。

 

そのほかでメダル獲得の可能性があるとしたら、スキージャンプで高梨や葛西、スノーボードで平野らになる。団体競技ではカーリングと女子アイスホッケーあたりが面白くなりそうだ。

 

2018年は冬季五輪とワールドカップがメインになるから最初の6か月間で日本勢が勢いに乗れる活躍を見せるかが注目されるだろう。