出来るか?川崎フロンターレが世界初の1部リーグ全勝優勝へ盤石の開幕3連勝
J1第2節
横浜FC1-2大分トリニータ
ガンバ大阪vs鹿島アントラーズ(G大阪側に新型コロナ陽性者が出たため)
10年前の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)以来の再戦となったが川崎Fがアジアチャンピオンズリーグの日程上の理由で水曜日に試合し開幕2連勝といい形できた中、三苫や家長ら6人を入れ替えて来た。Jリーグ杯などリーグ戦に反映されない試合ならいいが、リーグ戦の公式戦での入れ替えは他のチームなら躊躇いそうだが、J1王者だから成せる技ではある。
前半15分に3トップに入ったFW遠野が右サイドからドリブルで仕掛けるとボランチのMF田中碧がグラウンダーのクロスにFWの小林悠が決めたのがDFからしたら守りづらい今時の決めた方だった。
その後も前線からの守備が抜群に良く、攻守の切り替えの速さで仙台を圧倒した。彼らは攻撃に行きがちだが、鬼木HCの体制になってからも攻撃ではなく守備からの攻撃を大事にしている。その速さに仙台がついて行けず前半だけで4失点してしまった。
後半、前半に関口が負傷交代したのもあってかベンチスタートだった松下が入って流れが変わり始めトップ下に入った上原が移籍後初ゴールを決めて1点を返した。
その後も松下を起点に攻撃を展開が出来ていて後半だけでも1-1だっただけに、やはり松下が中盤でスタメンではないと行けないと思った試合でもあった。磐田から移籍し初得点の上原もパスは良さそうだから2人をインサイドハーフにして3トップを操れるような起用して見たくなって来そうだ。
今年からベガルタ仙台視点だけではなく「いちサッカーファン」として幅広く見たいので日本代表以外なら川崎Fが世界初の1部リーグ全勝優勝と4月から開幕するアジアチャンピオンズリーグでアジア王者になれるかが焦点になって来そうだ。
ベンチメンバーがスタメンでも川崎Fが早くも開幕3連勝し昨年同様に早くも独走しそうだから、たから仙台駅にあるサッカーショップで川崎Fのタオルをアジアチャンピオンズリーグ(放送予定が未定)開幕前に「いちファン」として買うかどうか検討しても良さそうだ。
シマオマテ1発退場からの赤ずきんちゃん(赤崎)が貴重な同点ゴールの開幕戦は引き分けスタートに
J1第1節(開幕戦)
浦和レッズ1-1FC東京
J1第2節
Jリーグ杯第1節
キャンプから練習試合を2-3試合非公開でしていたので全然情報が入って来ず。プロ野球のオープン戦と違って、観客を入れての試合によるプレシーズンマッチよりも戦術や戦略を誰かにバラしたくないという意図が各クラブともここ数年続いているので種明かしは開幕戦からと言うスタイルで今後も行くかもしれない。
スタメンを見るとまずはGKのスウォビク、センターバックにシマオマテとアピアタウィア久と言うコンビに。右サイドにキャプテンに任命された蜂須賀、左サイドバックに名古屋から加入の秋山。
ボランチは松下ではなく吉野と磐田から加入の上原でスタートに。トップ下に関口、右サイドに浦和から加入のマルティネス、左サイドに長崎から来た氣田、センターフォワードに横浜FCから加入の皆川となった。
まず、センターバックは平岡ではなくアピアタウィアになったのはおそらくスピードが評価されただろう。シマオマテや平岡の特徴でもある高さはあるがスピードのあるFWに裏を取られて失点があるので彼にしたと思われる。ボランチは大本命の松下がベンチスタートで吉野と上原のコンビになったので上手くいけばトップ下の関口との併用も可能になりそうな起用法だ。
FWはクエンカや完全復帰を決めた西村がベンチ外なのでまだ先かもしれない。そんな中、評価していたマルティネスと氣田の移籍組をスタメンにし、センターフォワードが皆川なので攻撃陣はほぼ総入れ替えでの開幕になった。
試合はまさかの展開に。シマオマテが1vs1を阻止に行こうとした際の右足をかけてしまいファールに。これを見た主審が1発レッドとなりいきなり1人少ない展開に。
「勝ち点3よりも勝ち点1で終える」ことを選択し、吉野をセンターバックにし、後半から氣田に変わり松下がトップ下に変更。GKスウォビクの好セーブが続くほどピンチが続いたが、後半45分に後半から左サイドでプレーしていた関口が頭を負傷してテーピングをしながらもドリブルで中央に仕掛けてシュート。これが運良く広島の背中に当たり、近くにいた赤崎が右足で貴重な同点ゴールを決めた。
追加点を与えない戦い方で劇的な引き分けスタートを切れたので、次のホーム開幕戦ですでに2連勝で王者の川崎フロンターレに1年ぶりのホーム勝利と大金星を同時にあげたら上位争いに食い込める可能性が出てくると言う夢の話に発展しそうな展開に持って行けるかどうかだ。
新春特集 ジャイアンツ菅野のメジャー移籍断念について思う プロ野球界の移籍制度の最大の難点は保留制度
ジャイアンツの菅野がオフシーズンにポスティング制度によるメジャーリーグ移籍が無くなり、今シーズンのオフに再びメジャーリーグ挑戦の意思表示も同時に表明した。
ポスティング制度はFA制度による取得年数(国内8年、海外9年)が満たさなくてもメジャーリーグに移籍が出来る制度である。実現するには選手が球団に意思表示しさらに球団の許可が必要になる。
ただ、球団の許可が無ければ選手の意思があっても移籍が出来ないし、仮に許可が出ても譲渡金(移籍金)や年俸交渉で不成立と言うケースも今回のようにあるのが難点だ。
FA移籍だと移籍金がなく、サッカーのようにシーズン途中に移籍が出来ない、レンタル移籍制度がないなどプロ野球界の移籍制度の難点が多いのが特徴だ。
その原因は球団が選手に自由に移籍出来ないようにするルールこそが保留制度(通称:奴隷契約)と言う根本的な要因だろう。NPBの基本的な考え方に戦力拮抗と言う基本的な考え方と文化が根付いているのが現状だ。
選手が他球団からオファーが来ても自分の意思で移籍することが保留制度では出来ないので人的や金銭使ってのトレードを日本やメジャーはシーズンオフから7月末までしか出来ないからである。
その現状をを打破するにはFAやポスティング制度による制度変更よりもこの保留制度からの見直しをして行くことだろう。
サッカーの移籍制度を参考に1度保留制度を無効にして見てはどうかと考えるべき時期で、最近だとNPBや選手会もルール5ドラフトやレンタル移籍の提案はしているのも事実だ。
だが、肝心の保留制度について触れていないのでこの議論を進めないといつまでもメジャーリーグとの限定的な協定による移籍しか出来なくなるだろう。
新春特集 石井GMの兼任に思う スポーツ界で「監督業廃止」からのヘッドコーチ業への推進をさせるべき
イーグルスは2021シーズンのコーチングスタッフが発表され、石井GMが1軍の新監督に就任に伴い「GM兼監督」と言う全権型の兼任となり、三木1軍監督が2軍監督に配置転換されたと言う第1報が来た。
あくまで石井GMがGMでありながら現場の指揮を取る1軍監督に就任する全権型の兼任と言うことでメディアやファンから「前代未聞の人事だ」と早速の反応が各地からあるのが実情だ。
この人事でいろんな憶測があるが個人的に思うのは、まず立花社長が熱烈なオファーを2年前からしていたことだ。石井GMがこれを固辞してGMと言う形で落ち着いていたが、よほど1、2年の戦いでこれではまずいと感じたか?または他の人がいないのか?または三木谷オーナーの鶴の一声説まで上がるほどのオファー劇だった。
どうやら立花社長は思った以上で想像通り?の「監督利権者」であることがこの会見から分かるだろう。たしかに立花社長にとって監督=名誉職に見える。
最近はその考えが古くなりむしろラグビーやバスケはヘットコーチとしてチーム強化が上手くいく傾向があり、野球やサッカー界は「学閥や派閥、メディア絡みなど」の悪い意味で弊害になりつつある。
ラグビーW杯で史上初のベスト8やバスケのW杯アジア予選を1位通過して本大会に出場するなど躍進をしている要因に「監督ではなくヘットコーチに分業している点」で面白いと思ったからだ。
しかし、勘違いして欲しくないのは石井GMはあくまでGM業が先に来るポジションであることには変わりない点である。ここで注目なのは育成総合コーチだった真喜志コーチが再びヘッドコーチに昇格した点である。
一般的な世間だと
石井GM兼監督
真喜志ヘッドコーチ
ただ、個人的な解釈だと
石井GM兼ヘッドコーチ
真喜志アシスタントコーチ
この方が正確だし、監督業と言う悪い意味での名誉職がなくなり、本当に指導力があるかどうかが分かるからだ。石井GMにはNPBに監督業をなくして欲しいと言う野望を野球ファンに見せるくらいのインパクトを今年に残して欲しいところだ。
新春特集 ベガルタ仙台の佐々木新社長 選手の不祥事は行政と在仙メディアとのズブズブな関係 市民クラブの復権で立て直すのは可能か?
ベガルタ仙台の新社長にベガルタ仙台・市民後援会 の佐々木知廣事務局長が就任したことは周知していた。実は直前にスポニチアネックスがアイリスオーヤマの阿部氏新社長就任報道を出していた。
では何故この報道が最終的に違っていたか?ツイッターの情報だと「政治的結果もしれない」「アイリスオーヤマで再建が見てみたい」とさまざまな反応があった。
個人的には市民オンブズマン体質の体制よりもアイリスオーヤマのようなそれなりの大企業中心の体制の方が変なしらがみなくやれるからだ。
正直なところ道渕の不祥事の原因は宮城県と仙台市と在仙メディアを中心とした情報隠しをしていたと思われる。1ヶ月報告が遅れると言う報道をしていたが、Jリーグの村井チェアマンに報告はしていたようだ。
そうならば在仙メディアがすぐに報道すべきだったし、道渕のことは週刊誌でフロントと事実関係で規約違反がありのちに契約解除を見ると宮城の行政とメディアが「ズブズブな関係」だったことが確定したようなものだ。検察長官と朝日新聞による賭け麻雀と同じだろうしそんなものだ。
本当ならアイリスオーヤマを中心とした経営首脳陣なら宮城の行政と在仙メディアを取締役から排除出来るが現時点では不可能なのが確実。事務局長出身の佐々木新社長がいきなり組織改革を出来るはずがない可能性が高い。
とりあえず赤字や債務超過などの経営の立て直しを3年がかりでやるので、まずは2年でJ2に降格せずにいられるかが大事になる。だが、どうせなら「2022年はJ2」の危機感のある経営計画も同時進行するだけの思考があるかも注目点になりそうだ。
ご挨拶 あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。今年も独自の視点ではありますが他の情報を参考にしながらツイッターやブログをやっていきたいと思いますので今年もよろしくお願いします。
昨年は新型コロナウィルスのパンデミックにより東京五輪の中止を皮切りにスポーツイベントも中止になると言う前代未聞のシーズンとなった。
現在も11月から震源地である中国や韓国、ベトナムやタイなどの東南アジアを中心とした11カ国によるビジネス目的による入国制限を2週間の待機やPCR検査無しで許可させたことや日本医師会の会長がエビデンスはないがGOTOキャンペーンが原因と訳わからない言い訳などが重なり裏目となり現在の感染増加に繋がったと思われる。さらに12月下旬になりイギリス・アフリカを中心とした変異株による感染拡大の懸念が心配されている。
そんな中、スポーツイベントは野球やサッカーを中心に予定通りなんとか完走する事が出来き、少なからず成果を残したが経営面での打撃が大きく収容人数を以前の100%に戻すには確実なエビデンス(根拠)による収束が必要だが、現実問題としてしばらくは無さそうだと想定した経営と運用の提示が大事になりそうだ。
今のところ観戦による観戦はほとんど無さそうだからその中でどのように適切な対応と対策が出来るかで今後の国内・国際大会などの大規模なスポーツイベントに大きな影響を与えそうな1年となると見たほうがいい。
ご挨拶 今年もありがとうございました
今年は新型コロナウィルス(COVID-19)によるパンデミック(世界的大流行)で多数の感染者と死者を出し、東京五輪の中止、緊急事態宣言、第2波、第3波、そしてここに来てイギリスやアフリカ大陸からの変異ウィルスによる感染拡大が懸念される中、一個人として今年も完走出来たことは何よりの幸せであり、家族や仕事などの周りの人にも支えられていると言う実感が持てた1年となりました。
今年の漢字1字を表すと情報の「情」だろう。
一般的には情熱や温情、人情など人に使われることが多いが、今年はTVで新型コロナ関連の報道やSNSを中心とした情報が飛び交う1年だったと思われる。
自身もツイッターでツイートしたらこれと思った情報にはリツイートするなど対面ではないもののTVよりも確実に情報をキャッチ出来るインターネットの方がより正確だと確信したと感じた。
情報に振り回されることもあるだろうし、「これは違うだろう」や「それは分かる」など共感出来るところがインターネットの良さでもあるしSNSの良さでもあるだろう。
これからも加速するだろうし、一個人としてツイッターやブログで誠意を持ってやっていくよう努力するので来年以降もよろしくお願いします。